海へ行きましょう

猫の肉球の感触を楽しむような、そんなブログを本当は書きたいのだが

ただの日記①

 

ファストフードを食べるみたいな恋愛ばかりしてきた。


自分のことを話すくらいならば、道端に転がってる石について1時間話すほうを選ぶ。心の柔らかい部分を見せないように努め、会話でも行動でも正解を置きにいく男女交際を続けてきた。そしてこれが美点ではなく欠点であることに、残念ながら薄々気づいてはいる。

 

 

この前、川越の氷川神社で恋みくじを引いた。中吉だった。


「人生のパートナーと考えたとき、『経済力』は大きな判断材料となります。確かにお金がなければ出来ないこともたくさんあります。しかし、金銭の有無のみで人を判断すれば、大切なものが見えなくなってしまいます。相手を選ぶときは、主観的にも客観的にも見て判断すると良いでしょう。」


と書いてあった。別に経済力で男性を判断なんてしていない。違うおみくじを選べばよかったと思った。でも一応、家に帰ってきてからそのおみくじに画鋲をさして部屋の壁に貼り付けた。経済力。ふーん。

 

 

気になってる人がいる。でもそれは執着なのかもしれない。その人は以前私が付き合っていた人だから。そしてもしこの感情が、単なる寂しさと性欲がないまぜになった身勝手な感情だったとしたら。怖い。私には100パーセントそうではないと言い切れる自信はない。でも、それでもやはり今でも好きで、気になっているのは本当だと思う。


そんなことを言っているが、「他に好きな人がいる」と言って相手をちぎるように遠ざけたのは私の方だ。私は往々にして男女交際を自分の都合で一方的に終わらせることがある。これは多分本当に病気だと思う。嫌われることが怖いから嫌われる前に終わらせたいという自分勝手な動機。