海へ行きましょう

猫の肉球の感触を楽しむような、そんなブログを本当は書きたいのだが

2023.2.2 自分の限界を知る

仕事に行きたくなくて、12:30まで粘って寝ていたのが今朝(始業は15時)。妹と母親が午前に出かけて行った音が聞こえたので、安心して寝ていることができた。夜、母親に「何時に起きたの?」と聞かれ、「11:45くらいだよ」と微妙に嘘をついてしまった。

 

最近のキーワードは、とにかく体力がないのと、仕事を苦痛に感じるという2点。

今は、15時出社で18時ごろ退社という破格の対応で働いている(その分給料は低い)。それでも毎日がギリギリだ。ギリギリで生きている。新聞を読むのも苦痛なのに、それを作る仕事をしている。

上司や先輩など、周りの人に恵まれすぎている。鬱のせいか、仕事の処理速度の遅い私の手助けをいつもしてくださる。でもそれとは関係なく、今に始まった事ではないが、会社に存在しているだけで信じられないほど疲弊してしまうし、雑談などは論外とも言える。なんでこーなってしまったかなあ。中学や高校の頃は、8:30に学校に行き17時ごろまで学校に存在できていたのに。

 

体力つけたくてジムに行き始めた。

オリエンテーションで、体脂肪率や筋肉量をはかったが、「素晴らしい数値です」と言われた。そんなに素晴らしい数値なのに、すぐに疲れてしまうこの体のバグは一体どうしたら?扁平足なのがすべての原因か?知らんが…

 

体力のある方は、自分の体に備わったその宝を大事にしてほしい。それは我々虚弱人がどんなに羨んでも手に入らないものであるから。

 

去年のこと

 

「調子が良くなりません」

 

浅い呼吸の中で私は目の前の医師に訴える。必死の思いで、自分の体をひとつにまとめあげているが、何かきっかけがあれば本当にばらばらになってしまいそうだった。

 

「お薬、増やしてみましょうか?」

医師が語りかけてくる。6mgのエビリファイや100mgのクエチアピンが体の中でどのような作用を及ぼしているのか私には分からない。良くならない体で、途方に暮れながらここにいるだけだ。苦痛に耳を傾けてくれる医師なのか、そうでないのかを、患者は敏感に感じ取る。目の前の医師には、私の苦痛を受け取る気持ちはないと知っている。それは以前漏らしたあるひとつの苦痛を、彼女は次の診察でなかったことにしたからだ。無視に近い。でも、彼女には彼女の生活や人生や心があるわけで、患者としての節度は守らなければならない。またひとつ、無意味な診察が終わる。

いや、このぬるっとした診察が意外といいのか? 日常みたいに。

…んなこたあねえか。

 

3月に転院するつもりだ。

本を読み、感銘を受けた作者の診療を受けることができる。期待しすぎず、前向きに。

双極性障害を諦めた

昨日偶然、テレビ東京の「家着いて行っていいですか?」を見た。26歳、美容師のシングルマザーに密着していた。子どもは確か7.8歳で、立派に育っている様子だった。

なかなか、この密着を面白く見れる気分にはなれなかった。なんでかって言うと、私はもうすぐ26歳、仕事は少し休んでいて、誇ることも特段ないからだ。

 

双極性障害躁うつ病の正式名称で、私がそう診断されたのは去年の夏頃。双極性障害II型。

双極性障害には2種類あって、I型は、活動量が極端に上がり、身の丈に合わない大金を払って何かを買ったり、寝なくても平気なくらい元気だったりする「躁のエピソード」と、寝たきりでどうしようもなく死にたくなる「鬱のエピソード」がわかりやすく交互に押し寄せてくる、そんな症状を見せる。

一方II型は、「躁のエピソード」が非常にわかりにくい。「鬱のエピソード」はI型と同じようにズドーンと来るが、「躁のエピソード」は、いつもより活動量が少し増えるとか、ちょっと元気に見えるとか、そんなもんだったりする。

 

多分だけど、高校生くらいから私はこの病と、知らず知らずのうちに付き合っていると思われる。

根暗なのだが、というかだからこそ、人と会っている時はどうやら自然に「躁のモード」にギアを入れているようだと最近気づいた。そして反動の鬱がやって来る。その繰り返し。大学の頃はアルバイトだったので責任もなく、休む時間もたっぷりあったため、あまり表には出ていなかった。

だが問題は卒業後の仕事だ。

人と接するわけだから、自動的に「軽躁モード」に入ってしまう。それが週4〜5日あるわけで、一気にまとめて休息が取れるわけではない。だから本当にしんどい。私は1年目の2月〜2年目の10月まで、これは携わっていた業務の心理的ハードさも原因で、休職した経験がある。2年目の11月〜3年目の7月までまた働いて、今は2週間くらいお休みしている。

体力なし、気力なし、そして病気待ち。

体力がないから気力が湧かないのか、気力がないから体力が弱いのか、どちらが先の因果関係かわからない。が、そういう自分でも一生懸命会社にしがみついているのは、世の中そう甘くないってことを知っているから…な気がする。

職場の人たちは、びっくりするほど優しくて、とんでもない配慮を私にしてくれている(職場環境の調整や、時間の融通など)ので、こんな良い会社はそうそうないと思う。だから、自分は最後のチャレンジとしてまた1週間後には復帰して、業務にあたるのだろう。

もちろんまた休みを欲してしまった自分には落ち込む。でも、毎日散歩してて思ったのは、「もうこればっかりはしょうがない」ってことだ。周りの人のように働けないのも、これも運命の一つなんだなあと。問題は解決しないが…、諦めるからこそ得られる何かもあるだろうなあと。いつ会社を辞めるかわからないけれど、辞めることになるまでは「もうなるようにしかならない」って思いながら出社すると思う。しょうがないのだよ涙

 

26歳になるので、周りでは結婚や子どもに関する話題がホットだ。

この間、山岳部の友人一人と高尾山を登った。そのときにもこの話になって、彼女が漏らした言葉がある。「子供の人格形成に多大な影響を与えると思うと、あまり欲しいと思えない」

心の底から私は共感した。根無草のような、心もとない気持ちを毎日のように抱えている自分に、人間を育てる余裕が少なくとも今はない。私を選んで生まれてくる子どもに対する、責任を果たすことができない。だから自分は子供が欲しいと今は思わない。

 

病気に翻弄され、確固たる目標みたいなものも無くなってしまった。昔はあったが、それが自分を苦しめていたとも思う。何にもない自分。それを受け入れたところから人生は始まるのかもしれない。「あさってばっかり見てたキミ」はやめよう。何もない今の自分の視点から、周りを見てみよう、日々を生きてみよう。

今日は雨。

天気が悪いし、決定させないといけない(と思い込んでいる)ことが大小合わせると10くらいあるしで、あんまり具合は良くないけれど、

 

このブログ、毎日2〜10人くらいのアクセスがあって、たまに確認するとだれだろうありがとうって思う。

 

 

みなさん元気ですか?

 

これはモールス信号みたいなものです。

 

ピ、ピー

 

はい。もしもし。

 

こちらは明日は、精神科のリワークプログラムに行く予定です。

 

昨日はひとりでゴルフの打ちっぱなしに行きました。

今日は友だちとスタバに行って、そのあと家の鍵を落として、結局見つかりました。

 

ピー

 

応答せよ!

 

鬱だけど必死で働いてた時にありがたかったモノや概念の紹介

 

うつのまま頑張って働いていたときに、お世話になったものを紹介していきましょう。

 

①乾燥機付きドラム式洗濯機

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※写真はダルいんで適当に撮ります

 

これは真っ先に思いついた。

洗濯って、

①洗う(洗濯機をまわす)②干す ③畳む 

の三工程があると思うのだけど、とにかくそういうたくさんのタスクを含んでいる行為が全般的に無理だったので、たまったらまわしてそれで終わりにできることによってギリギリ清潔な服を着て仕事に行くことができてた。

ちなみに畳むのは無理だったので、まわしたいときに洗濯機の中に前回の衣服が残っている場合は、洗濯機の前に洗濯後の衣服を山積みにしてました。

どれが洗ってないやつなんだろう?

とは、もちろん予想通りなります。

いい匂いのやつを着てました。

 

②バナナ

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朝起きれないので、ほぼ毎日朝ごはんはバナナでした。

ってかそもそも、本格的にやばくなってきたときからは食べ物が全般的にキツくなっていったんだけど、バナナだけは食べられました。なので昼食もバナナにすることがよくありましたね。車内でバナナ食べてる人を岐阜で見かけたらほぼそれは私ということで良いと思います。ほんとに助けられた食材です。

 

頭皮マッサージブラシ

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ukaというブランドの「スカルプブラシ ケンザン」という商品です。1番硬いやつです。

すごいゴリゴリ頭皮を揉むことができるので、気持ちいいです。このくらいこ刺激じゃないと反応できなかったのかもしれません、体が鈍くなってたので。だから唯一体が反応してる時間ということで好きだったのかもしれません。今は元気になってきたので毎日は使っていません。

 

④無印のアロマオイル(おやすみ)とキャンドル

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かなり癒されます。これを寝る前にセットして堪能し、部屋に香りが広がった状態でろうそくの火を消して寝る。ぐっすり眠れました。

 

⑤良いベッド

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ニトリで買いました。ニトリにはたくさんの種類のマットが売ってるんですが、その中で上から4つ目くらいのレベルだったと思います。自分の中ではけっこう奮発した買い物でした。実家に住んでるときはベッドが硬くて、睡眠を何よりも大事にする自分としては良いベッドで眠るのが夢でした(今はうつが寛解に向かっているのですが、あんなにも過眠で悩まされていたのに若干不眠になってきて恐れおののいています。不眠ってこんな辛いんだなって)。

まあとにかくこのベッドのおかげでなんとか最低限の疲れをとれていたんだなと思ってます。

 

⑥ダウンジャケット

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ファッションを考えるのも無理なことの一つでした。生きることに興味がない状態なので、もちろん自分を着飾ることにも興味を持てるわけがありません。

冬はダウンジャケットを着ていればあったかいし、正解な感じがしたので毎日着てました。GUで安く買いました。ありがとう。

 

⑦ショートカットの髪

これちょっといい感じの後ろ姿の写真なかったので写真はなし。

風呂に入ることは死ぬほどハードルが高いので、そこに含まれるドライヤーというタスクにかかる負担をギリギリまで減らそうとしたら自然とそうなる。うつの人にロングヘアは過酷だと個人的には思います。風呂ってマジで無理なんで。

 

 

でも一番良いのは休むことだと思います😂

 

 

 

 

日記

 

 

雨の中買い物に行くだけですさまじく疲れる

 

外出時にはあたたかい飲み物が必須

 

ジャンク情報の海の中、息が苦しくなると薬、

 

マクドナルドで流れた「うっせぇわ」。BBQソース根こそぎすくいとって、

 

エステ勧誘の女性のかさついた手先、名駅前、渡れない交差点寒いし

 

元気なときは元気、2リットルの水と頻尿生活よ、眠れない明け方冷えた足裏を隣のそれに寄せて暖をとる

 

 

 

鬱と生きるのはしんどい

鬱が全然完治してない。

 

うつでもできる仕事を検索したりして、日曜も夕方になってしまった。

 

明日任されている仕事、完遂できるのだろうか?

今月任されている重めの企画、完遂できるのだろうか?

 

休日は釣りをしに行くような、ランチで美味しいものを食べに30分歩くのもいとわないような、毎日のように飲みに行けるような、そういう上司にはなれないし、そういう人間にもなれないよ。助けて

 

どうして私はこんなに不安定なんだろう。

ニートにならないために就職をしたけれど、うつ患者にとっては日々の仕事をこなすだけでも本当に、たくさんの意志の力が必要で、でも自分以外の人もなんとか仕事をしていることもわかっている。

 

岐阜。警察署の前、裁判所の前。

今通っている。仕事で来たなあ。

警察の人と仲良くなりたいなんて心では思ってなくて仕事で。でも仕事だから仕方ないんだよね。

 

どうでもいいんだよなあ

 

やりたくてこの仕事やってるんでしょ?

言われても、そういうわけではないんだな。

ただ他の業種の就活試験に受かる気がしなかった。

 

家族のことも好きだし、友達のことも好きだし、恋人のことも好き

 

日本の風土も好き

 

 だけど、もうずーっと死にたい

 

ずっとだよ、かれこれ6年くらいかな。

 

怖い。社会がめちゃくちゃ怖い。

今仕事なんとか続けられてるの本当は奇跡なんだと思う。

自分の中の「つらい」という気持ちで、自分が侵食されてしまう。

大切な人に還元できるギフトを生み出す余力がない。

 

「人生は苦しくて楽しい」

 

今左斜め正面で、スタバのベンチに座っている赤いTシャツを着た小太りの男が言っています。

 

そうなのかもね。

 

離婚とかもしてほしくないよね。

 

私マジでめちゃくちゃ弱い。

 

ギリギリの綱渡りで明日からも生きていけるのかな。

 

あー、隣に子供が来た。

トミカで遊んでる、こっちみて笑顔になった。

「トゥ〜ヨタァーーー?!」って言ってる。

 

めちゃこっち来て話しかけてきた。

むしりとった草くれた。泣いちゃうって